広島県に住む人たちの県民性について

日本には47の都道府県があり、小さな島国ですがそれぞれの土地で気候や特産品などいろいろな点に違いがあります。その土地に住む人たちの人柄にも違いがあり、それを県民性という言葉で表します。広島県に住む人たちは、どんな性格の人が多いのでしょうか。

広島県は瀬戸内海に面した県で、大小含めた約140もの島を有している地域です。県内には多くの歴史的名所があり、観光地としても人気です。県庁所在地の広島市は、中国地方最大の都会。そんな広島県に住む人の県民性は、男女問わず世渡り上手な所があるようです。

基本的に穏やかで、おおらかな気質の人が多いと耳にします。1年通して温暖な気候のためか、明るく楽天的な性格を持ち、情に厚い一面があるのでしょうか。西洋で言うラテン気質に似ていると分析する人も少なくありません。

また、明治から大正にかけての日本で、海外移住した人の数が一番多いのは広島県です。この事実から、挑戦的という県民性も垣間見えます。

男女別に見ると、広島県の男性は好奇心が旺盛です。もちろんすべての人には該当しませんが、熱しやすいが冷めやすく、新しいものに惹かれる傾向があります。祭りや勝負事が好きで、情熱的な人が多いことも特徴です。

一方、女性はさっぱりした性格の人が多いです。しかし、譲れない場面では頑固で真っ直ぐという一面もあり、芯の強い女性が多いのでしょう。女性は特に人付き合いがうまい人が多いと聞きます。こうして見ていくと、確かに広島県民はラテン気質に似た、情熱的な精神を持っているようです。