盛んで人気のある広島県の産業とは

中四国地方で最も人口の多い広島市を擁する広島県。臨海部は工業が盛んで、特に造船業や自動車産業は古くから活気に溢れ、21世紀以降は半導体産業も伸びてきました。

広島県は標高の高い中国山地と、四国山地に挟まれる形になっていることから、季節風の影響が少ない特徴があります。そのため年間を通し、晴天の日が多く温暖な気候です。温暖な気候は農業においては有利に働き、レモンやアスパラガス、ほうれん草などの農産物が多く生産されています。

また、広島県が面する瀬戸内海ではたくさんの魚介が獲れます。魚だとカタクチイワシの水揚げ量が特に多いです。全国的な牡蠣の生産地としても知られ、長年に渡って出荷量日本一を維持しています。太田川などから豊富な栄養分が注ぎ、広島湾は牡蠣養殖場としては絶好の場所です。

広島市を中心にIT産業や小売業といったサービス業も、平成移行業績が伸びています。農業や工業など第一次、第二次産業とのバランスが全国平均に近く、非常にバランスの取れた産業県と言えます。

しかし、農業従事者などは年々高齢化が進んでいる状況です。そこで広島県は各市町村と連携して、経営体の育成を促進しています。さまざまな産業において、働きやすい環境を作ろうと働きかけているのです。

広島県は野球などスポーツの応援が熱狂的で、郷土愛も強い傾向です。一方で、開かれた都市として、県外から来た人を温かく迎える気質もあります。温暖な気候や豊かな産業も相まって、移住先としてもじわじわと注目を集めています。